Tプロジェクト

雑記ブログです。

怪物事変【第1話 鹿の子村の泥田坊】ネタバレ感想

登場人物
泥田坊(どろたぼう)=日下 夏羽(くさか かばね)⇒鹿の子村では泥田坊というあだ名で呼ばれている。
隠神 鼓八千(いぬがみ こはち)⇒オカルト専門の探偵。隠神怪物相談事務所 所長。
弥太郎(やたろう)⇒鹿の子荘の女将の息子。

あらすじ
ここは鹿の子村の宿、鹿の子荘。
ランドセルを背負った少年たちが、東京から人がきてるらしいと話をしている。
泥田坊(どろたぼう)は鹿の子荘の前で畑仕事をしていた。
弥太郎(やたろう)は泥田坊と呼びかけ、東京の人が鼻がもげたら大変だからおまえはくるなと言った。
泥田坊は弥太郎に気を付けると伝えた。
場面は変わり軽トラックの中。
鹿の子荘の女将が運転しながら、助手席の隠神 鼓八千(いぬがみ こはち)に話している。
昨日までよく動いていた家畜の死体が一晩で腐ってしまうという。
変なうわさを立てられても困るので内密にしてほしいとのこと。
隠神はサングラスに手をかけながら、探偵は内緒ごとは得意なので任せてほしいと伝える。
鹿が道をふさいでいたため、鹿が立ち去るまでタバコで一服することにした隠神。
鹿は鹿の子村の特産品なので敬っているらしい。
隠神は畑仕事をしている夏羽に向かってあいさつをすると、泥田坊は無言で頭を下げた。
隠神が学校を行かずに働いているのかと感想を言うと、複雑な顔をした女将が詳しい話は宿についてからでと言った。
宿の温泉でくつろいでいる隠神。
弥太郎が隠神に給仕係を申し出る。
隠神は弥太郎にもうひとり子どもがいることについて尋ねると、泥田坊について話を始める。
毎日畑で土や肥料にまみれているため泥田坊というあだ名をつけられている。
名前の由来は田んぼに住む妖怪とのこと。
隠神は泥田坊に興味を持ち温泉を出た後、泥田坊を自分の給仕係に指名する。
翌朝、朝食を持ってきた泥田坊にオカルト専門の探偵であることを伝え、事件について教えてほしいと言った。
家畜の死体の始末を任されていた泥田坊は、家畜の内臓が食い荒らされていること。
そして事件は新月に発生しており、次の新月にも何か起こるかもしれないと言った。
隠神は5日後の新月までの時間つぶしに、泥田坊の畑仕事を手伝っていた。
泥田坊の首飾りの石が気になり、ふと訊ねる隠神。
泥田坊は赤ん坊の時持っていたらしく、おそらく両親のもので自分は捨て子だと言った。
隠神はそれは命結石と言って貴重な石であり、捨て子に渡すわけがない。
だから泥田坊は捨て子ではないと話す。
親に会いたいか?と聞かれた泥田坊はしばらく沈黙した後、よくわからないが会いたいかもしれないと言った。
5日後の新月の夜。
泥田坊は弥太郎に胸ぐらをつかまれていた。
給仕係に泥田坊が指名されたことで腹を立てていたのだ。
弥太郎は命結石を奪い捨てようとする。
命結石を奪われた泥田坊は拳で弥太郎を殴った。
そして異形の姿になる泥田坊を見て逃げ出す弥太郎。
泥田坊は落ちている命結石を握るともとの人間の姿に戻り、その場でうずくまるのであった。
そして隠神に犯人は自分だったと告白する。
隠神は泥田坊は血を持たぬ鬼“屍鬼(クーラー)”と人間の間に生まれた半妖の子だと教える。
手から拳銃を作りだし自分は化狸だと名乗り、泥田坊と同じく人間ではないと言う。
命結石を持っていれば人は襲わなくなる。
だから、犯人は泥田坊ではなく他にいると話す。
一方、弥太郎は2匹の犬の怪物に襲われていた。
隠神は弥太郎を助けるべく、拳銃で犬の怪物の首を撃ち抜く。
泥田坊は斧を使い、もう一匹を仕留める。
納屋の中を見ると鹿の怪物がこちらを見ている。
隠神が拳銃で鹿の怪物の首を撃ち、泥田坊が鹿の怪物の口に拳を入れ頭と胴を分断する。
犬と鹿の怪物が真犯人であったが、泥田坊は弥太郎に正体を知られたのでもうここにはいられないと言う。
隠神は本当は女将から泥田坊を殺せと依頼されてきたと告白する。
拳銃を泥田坊に向けながら、本当の名前を尋ねる。
泥田坊は本当の名前は夏羽(かばね)であると伝える。
隠神は親に会いたいか?と再び尋ねる。
夏羽がいいえ殺してほしいと願うと隠神はわかったと答えた。
鹿の子荘へ戻った隠神は気絶した弥太郎を女将に渡し、夏羽の死体を見せ犯人は始末したと報告する。
場面は変わり隠神の車の中。
目覚めた夏羽は隠神からおにぎりと菓子パンをもらう。
自分は死んだはずではと問う夏羽に、屍鬼は殺しても死なない。
でも泥田坊という存在は死んだと話す。
夏羽は窓の外を見てここはどこかと尋ねる。
隠神はカップ麺を食べながら東京と答えた。

感想
ジャンプスクエアで連載されている漫画です。怪物事変は、けものじへんと読みます。隠神から夏羽にかける温かみのあるセリフがとても良いです。夏羽はこのまま村にいても幸せそうじゃなさそうなので、東京に行くことになって良かったですね。田舎の風景、妖怪が出てきたりするので和風ファンタジーが好きな方におすすめです。次回から探偵業のお手伝いをします。

怪物事変 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪物事変 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ライドンキング【第1話 大統領と火炎翼竜】ネタバレ感想

登場人物
アレクサンドル・プルチノフ⇒プルジア共和国大統領。趣味は騎乗すること。武術や格闘技の達人。サキとベルからはおじさんと呼ばれる。
テムル⇒プルチノフが飼っている虎。
ナタリア⇒プルチノフの秘書。
サキ⇒異世界冒険者(魔法剣士)。カチューシャをつけた少女。
ベル⇒異世界冒険者(魔法使い/錬金術師)。魔女帽子を被った少女。
ワイバーン⇒トカゲの怪物。火炎翼竜

あらすじ
プルジア共和国大統領のアレクサンドル・プルチノフは上半身裸で虎(テムル)にまたがっていた。
自分は乗りこなすことが好きであるが、この世界の乗れるものは全部乗ってしまった。
馬、バイク、戦車、シャチなど、そして国家さえも。
多忙なプルチノフはもう少し休暇の時間があれば、未知の乗り物を探しにいけると考えていた。
プルチノフはスーツに着替えた後、執務室で部下から戦闘機の購入の提案を聞いていた。
戦闘機は乗り飽きてていらないと思っていたプルチノフは、医療や教育分野に予算を与えるべきと答えた。
せめてミサイル防衛の近代化をと進言する部下に、人が乗られないという理由で拒否する。
それより人が乗られる宇宙ロケットを開発するように指示する。
宇宙開発の技術はミサイル開発に転用できるため、その言葉を核弾頭と弾道ミサイル保有と深読みした部下はすぐにとりかかると答えた。
プルチノフはそこまで深い意図はなかったが、宇宙船に乗れるかもしれないと喜ぶのであった。
秘書のナタリアから廊下を歩きながら次の予定を聞くプルチノフ。
昼食会、会議、懇談会、夕食会、国営放送のインタビュー。
忙しすぎて国家の運営に嫌気を感じていたプルチノフは、政務など放り出して見知らぬ大地で思う存分駆けてみたいと思っていた。
テムルにまたがりながら街の方を見ると、トラックが猛スピードで近づいてきた。
覆面をした運転手がプルチノフの名を叫びながら、なおも迫ってくる。
ナタリアはプルチノフに逃げるように声を掛ける。
大国に唆されたテロリストかと考えながら、テムルに下がっているように指示するプルチノフ。
プルチノフはトラックにぶつかる寸前、足元の石板を踏みつけ石壁を作る。
そして石壁にぶつかり宙に浮いたトラックを一本背負いで投げ飛ばす。
ナタリアが慌てた様子で呼び掛けてくる。
プルチノフはネクタイを締め直しながら無事であることを伝える。
ナタリアはそうではなく上から頭がと言いかける。
大統領の石像の頭がプルチノフに向かって落下していた。
トラックを投げ飛ばした時に石像が破損していたのだ。
プルチノフは石像の頭の落下に気がつかない。
そして目の前が暗転する。
目が覚めると光の魔法陣の上で横たわっており、辺りを見回すと洞窟のようだった。
光の魔法陣はしばらくすると消え去っていた。
階段を上がり扉を開けると、そこには岩山が広がっていた。
目の前でトカゲの怪物(ワイバーン)が2人の少女へ向かって火を吐いている。
魔女帽子を被った少女(ベル)が魔法で作った防御壁で火を防いでおり、その後ろでカチューシャをつけた少女(サキ)が悲鳴を上げている。
ワイバーンが呼吸を整えるため、一端火を吐くのを中断する。
ベルが魔力切れだと言い、戦うのを諦めてしまう。
プルチノフはこれは映画の撮影か?と思いながら見入っている。
サキが詠唱を始めると片手剣に光が集まっていく。
対象に雷を落とす魔法剣<雷牙(ライガ)>を放つもワイバーンには効いていないようだった。
怒ったワイバーンが再び襲い掛かってくる。
プルチノフの立つ洞窟の扉の中へ避難するサキとベル。
今度はプルチノフに向かって火を吐くワイバーン
プルチノフは映画の撮影を装って暗殺するつもりなのかと考え、地面を踏みつけ岩壁を作る。
岩壁で火を防いだ後、岩壁の上から飛び蹴りを放つ。
サキとベルは扉の中から戦いの行方を見守っている。
プルチノフはワイバーンの尻尾を両腕で抱え込み、空中で回転しながら投げ飛ばす<飛竜回転脚砕(ドラゴンスクリュー)>を放つ。
転倒したワイバーンは体勢を立て直し、空を飛び火を吐いてくる。
プルチノフは火を避け、ワイバーンの背を駆け上がり首にまたがる。
その瞬間、乗り心地からこれは機械ではなく血の通った生物であることに気付く。
そして未知の生物の騎乗に至福を感じていた。
ワイバーンが岩山にぶつかり、プルチノフを振り落とし空へ向かって逃げていく。
戦いが終わった後、サキとベルがプルチノフの近くまできていた。
サキがプルチノフに助けてもらったお礼を言う。
そしてお互いに自己紹介をする。
サキとベルからワイバーンは他にもいると聞き、ここは自分が住んでいた世界ではないのかと驚くプルチノフ。
プルチノフは胸につけた国章バッジを見ながら、長期休暇を取ることを自国民に詫びていた。
― 騎乗休暇(ライドンタイム)の始まりである。 ―

感想
月刊少年シリウスで連載されている漫画です。異世界転生ものは数多くありますが、某国の大統領をモデルにしたであろう主人公の設定が斬新で面白いです。魔法や魔獣といったファンタジーが好きな人や、主人公が武術の達人という設定ですので格闘技が好きな人にもおすすめできます。

ライドンキング(1) (シリウスコミックス)
 

スパイファミリー SPY×FAMILY【MISSION:1】ネタバレ感想

登場人物
暗号名 黄昏(コードネーム たそがれ)⇒西国の諜報員(スパイ)。偽名 ロイド・フォージャー。金髪の男性。
アーニャ⇒ある組織で偶然生まれた被検体007。人の心を読むことができる超能力者。アーニャ・フォージャー。桃色の髪の少女。
エドガー⇒外務大臣を辞任に追い込むため、カツラ写真を欲する。髭を生やした男性。
カレン⇒エドガーの娘。ロバート(変装した黄昏)と交際していた。
ドノバン・デズモンド⇒国家統一党総裁。東西平和を脅かす危険人物。
フランキー⇒情報屋。モジャモジャ頭の眼鏡をかけた男性。

あらすじ
3人が椅子に座りテーブルの上の飲み物を手にしている。
金髪の男性と黒髪の女性は笑顔で見つめあっている。
金髪の男性が笑顔のまま左手の銃を後ろに投げ捨てる。足元には双眼鏡、変装道具、書類、写真、受信機などが散らばっている。
黒髪の女性は笑顔のままヒールのかかとで死体を踏みつけている。
そして、それを見ている桃色の髪の少女。
場面は変わり、大使館へ向かう車がブレーキが効かなくなり、橋壁を突き抜け落下してしまう。
東国(オスタニア)で西国(ウェスタリス)の外交官が事故死した。
西国の情報局は事故死ではなく東の極右政党による暗殺で、西国への戦争を計画しているとみていた。
そして計画を突きとめるため、最も腕の立つ諜報員 黄昏(たそがれ)に任務を依頼することにする。
外務大臣がカツラをつけている証拠写真を渡す帽子を被った男性。そしてそれを受け取る髭を生やした男性(エドガー)。
この証拠写真があれば辞任に追い込めるらしい。
仕事を終えた帽子を被った男性はその場を去ろうとすると、去ったはずのエドガーが現れ、証拠写真を要求してきた。
戸惑う帽子を被った男性。初めに会ったエドガーは偽物だったのだ。
偽物の男性は車の中で変装マスクを剥ぎ取った。彼は暗号名 黄昏(コードネーム たそがれ)、スパイである。
場面は変わり、レストランの中。
黄昏はロバートという偽名を使い、カレンという女性と食事をとっていた。
結婚の話をされるが証拠写真を回収する任務が終わり、情報収集の必要がなくなったため別れを告げる黄昏。
結婚や人並みの幸せの執着は、スパイとなった日に身分証とともに捨ててきたのだ。
黄昏は駅の構内のベンチに腰を掛け、隣に座っている男性から新聞を手渡される。
汽車の中で受け取った新聞を開くと、情報局からの暗号文が浮かび上がった。
そこには先の任務へのねぎらいと、標的の国家統一党総裁のドノバン・デズモンドに近づき不穏な動きを探るという次の任務の依頼が書かれていた。
デズモンドは用心深く息子が通う名門校での懇親会でしか現れないため、結婚し子どもを作り、その子どもを入学させ懇親会へ潜入するという。
入学までの期限があるため、猶予は一週間とのこと。
黄昏は結婚して子どもを作ることと一週間でそれをしなければならない無茶振りに、コーヒーを吹き出したり新聞を引き裂いたりして憤慨していた。
冷静さを欠いたらスパイはおしまいだと、気を取り直して次の文を読む黄昏。
作戦名、オペレーション梟(ストリクス)。
この作戦が東西と世界の平和を守ることにつながる。
諜報員の活躍が表に出ることはないが、その骸の上に人々の日常が成り立っているの忘れるなと書かれていた。
黄昏は汽車の窓から空を見上げ、よりよき世界のために子持ちの父を演じることを決意する。
不動産屋から家族向けの物件を紹介され、部屋を入念にチェックした後、契約書類にサインする黄昏。
ロイド・フォージャーという偽名。職業は精神科医という仮の身分を設定する。
そして子どもを用意するため孤児院を訪れていた。
孤児院は劣悪な環境であったが、その方が経歴を改ざんしやすく都合がいいと考えていた。
読み書きできる子どもを希望すると、孤児院の管理人からアーニャという少女を紹介される。
クロスワードパズルを解くアーニャを見て、この知力なら入学試験も突破できると考え引き取ることを決める。
アーニャは超能力者で人の心を読むことができた。黄昏の心を読み、クロスワードパズルを自分で解いたようにみせていたのだ。
とある組織の実験で偶然生み出されたアーニャは施設から逃げ、保護対象を求め転々としていた。
アーニャとともに家に帰り、買い物に行くから大人しくテレビを見てるように言う黄昏。
アーニャは黄昏の足にしがみつき、買い物について行こうとする。
一緒に買い物に行くことになったが心が読めるアーニャとの会話がかみ合わず、子どもを理解するにはマニュアルが必要と考えた。
夜にアーニャが寝静まった後、本屋で大量に買った育児についての本を速読する。
親たちはこんな難しいことをこなしているのかと感じていた。
子どもの将来についての記述を見た黄昏は、任務が終わったら孤児院に戻すだけの関係なのにバカバカしいと本を読むのをやめた。
翌日、アーニャに勉強をさせようとするが、心を読めるアーニャは勉強しなくてもテストができると考え拒否していた。
黄昏は任務のこと、アーニャは心を読めることを言いかけるが、続きは言えず二人とも黙ってしまう。
黄昏は外へ出掛けようとするが、アーニャはついていこうとする。
今日は絶対に連れていかないと言い、何度もついてこようとするアーニャを止めるため、最終的には玄関にバリケードを置いた。
情報屋のフランキーはその様子を聞き、虐待で通報されないように祈ると言いながら、黄昏に願書と受験票と入試問題を渡した。
一方、部屋にいるアーニャは退屈していた。
アーニャは以前黄昏の心を読み、スパイ道具のある扉の鍵番号を覚えていたのを思い出した。
スパイに憧れているアーニャは扉を開け、通信装置を操作してしまう。
アーニャの発信した通信は別の場所で傍受されていた。
手下がエドガーに怪しい通信を傍受したと報告する。
先の任務で黄昏に出し抜かれたエドガーが怒りで震えている。
発信源の特定を急げと手下に号令を掛ける。
アーニャは散らかしたスパイ道具を片付けながら、組織の施設をいた頃を思い出していた。
超能力者とバレたら出ていかなければならない。
アーニャに勉強をするように言う施設の研究者。超能力は世界の平和のために役立てられるのだと。
アーニャは勉強よりおえかきがしたかった。
泣いている過去の自分。そしてそれを思い出しまた泣いてしまうのだった。
黄昏が家に帰ると、バリケードがほんのわずかにズレていることに気付く。
扉を開けると、陰に隠れていた刺客が鉄パイプをたたきつけてくる。
奇襲を予測していた黄昏は身を低くしかわすと、掌底を刺客のアゴにたたきこむ。
黄昏は刺客を倒した後、別の刺客の銃弾を避け、缶詰を顔に投げつけ木椅子を上からたたきつける。
アーニャを呼ぶが返事はない。
スパイであることがバレた。今すぐ身を隠さなければ危険だ。
アーニャは、子どもは他にいくらでもいる。一から仕切り直しだ。
思考する黄昏の背後で、復活した刺客が鉄パイプを振りかぶっていた。
場所は変わり、従業員や客のいないスーパーマーケットの店内。
アーニャはテープで口をふさがれ、身動きができないように紐で体を縛られ、カートの上に乗せられていた。
アーニャを取り囲む、エドガーと手下たち。
アーニャを人質として使えないか話をしている。
手下から黄昏を捕らえたと報告を受け、エドガーは被せられた袋を外し確認する。
黄昏と思っていた男性は刺客であった。
刺客に変装した黄昏は、袋を外し確認している隙にアーニャを救出していた。
黄昏はアーニャを見捨てなかった。リスクを冒して救出しにきたことをスパイ失格と悔やむ黄昏。
アーニャは黄昏の心を読み、泣き出してしまう。
黄昏は泣いているアーニャを見て、なぜ泣いている子どもを見ると腹が立つのか理解していた。
自分が経験した子どもの頃の戦争体験。
孤独と絶望とただ泣くことしかできない無力感を思い出し、無意識に重ねていたのだと。
黄昏はアーニャに手書きのメモを渡し、警察に渡すように言う。
そこにはアーニャをより良い孤児院に保護してもらえる内容であった。
計画は子どもに頼らない方法を探そうとしていた。
アーニャが遠くへ行った後、変装マスクを外す黄昏。
スパイ失格ではなくアーニャを危険に巻き込んだことが失態なのだと。
子どもが泣かない世界を作りたくて、自分はスパイになったのだから。
一方、エドガーの手下たちは黄昏を追跡していた。
黄昏の仕掛けた罠に手下が掛かり、辺り一面に小麦粉が舞い視界が悪くなる。
エドガーが駆け付けた頃には、手下は黄昏によって全滅させられていた。
黄昏はエドガーの後頭部に銃を突きつけ、振り向いたら殺すと警告をする。
娘のカレンの無事を条件に二度と関わるなと伝える。
全てが終わり道を歩いていると、アーニャが現れ抱きついてきた。
そして家に帰りたい、おいてかれたら泣いてしまうと言った。
黄昏はアーニャにじゃあ帰ろうと言った。
入学試験当日。
待合ベンチで黄昏はアーニャの合格を祈っていた。
アーニャは周りの受験生の心を読み取ってしまい集中できないでいたが、黄昏との勉強を思い出し鉛筆を手に取る。
合格発表の日、黄昏とアーニャは掲示板の受験番号を確認しにきていた。
アーニャの合格が分かり、黄昏はアーニャを抱き上げ褒めたたえた。
家に帰り、これまでの疲労がたまっていた黄昏はソファで寝ていた。
寝ている黄昏に代わり郵便を受け取るアーニャ。
アーニャは黄昏に呼びかけるが、気付かず寝ていたため傍で一緒に寝ようとする。
アーニャの気配に気づき慌てて起きる黄昏。
黄昏はアーニャから郵便を受け取り封を切る。
そこには二次審査の三者面談についての案内、必ず両親と3人で出席することと書かれていた。

感想
少年ジャンププラスで連載されている漫画です。黄昏は優秀なスパイとしてかっこよく描かれており、アーニャが可愛らしくよく変わる表情が楽しいです。いわゆる疑似家族ものですが心温まるシーンがあり、絵も読みやすく誰にでもおすすめできる漫画です。ぜひ手に取っていただきたいと思います。次回のお話は黄昏の婚活編です。

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

終末のワルキューレ【第1話 神 vs 人類最終闘争】ネタバレ感想

登場人物
ブリュンヒルデ⇒戦乙女(ワルキューレ)13姉妹の長姉。
ゲル⇒戦乙女(ワルキューレ)13姉妹の末妹。
ゼウス⇒全知全能の存在であり神々の王。ヴァルハラ評議会 議長。老人の姿をしている。
シヴァ⇒破壊と創造の神。
アフロディテ⇒美の女神。
オーディン⇒北欧の最高神
インキュバス夢魔
トール⇒北欧の最強神。雷神。ミョルニルと呼ばれるハンマーを持っている。
ヘイムダル⇒終末の番人。闘技場の司会のような役割。
呂布奉先(りょふほうせん)⇒三国志時代の武人。中華最強の英雄。

あらすじ
人類は今、神によって終末(滅亡)を迎えようとしていた。
人類存亡をかけた1000年に一度の会議を行うため、全世界の神々がヴァルハラ評議会議事堂に集まってきていた。
不安そうな顔でブリュンヒルデに話しかけるゲル。
ブリュンヒルデは長い黒髪をなびかせながら会議の行方を見守っていた。
議長のゼウスが人類の存続を許すか、終末を与えるか神々に問う。
シヴァが人類は反省せず導くのも面倒なので、終末を与えることに賛成する。
アフロディテがシヴァに同意し、人類は地球環境を壊していると指摘し、話を聞いた神々が次々と同意する。
ゼウスが人類の終末を決定する木づちを下ろそうとしたその時、ブリュンヒルデが決定を待つように声を上げる。
オーディンの使い魔の鳥たちが、半神の分際で口を挟むなとブリュンヒルデを威嚇している。
ブリュンヒルデは神々に神 vs 人類最終闘争(ラグナロク)を行い、人類が存続する価値があるのか試してみてはと提案する。
ラグナロクは神と人類それぞれ13人づつ選び1対1で戦う。人類が先に7勝したら生存を許可される。
神々は人間が神に勝てるわけがない。やるだけ無駄だと言う。
ブリュンヒルデは人間が怖いのか?と神々に挑発をする。
神々が人間より怒りやすいことを知っていたブリュンヒルデは、わざと神々の心を揺さぶり提案を通そうとしていた。
狙い通りブリュンヒルデに怒りの声をぶつける神々。
ゼウスは面白いと言い、筋肉を膨張させペットのドラゴンの口を引きちぎった。
神々に久しぶりに神々の暴力を見たくないか?と言い、ラグナロクの決定を宣言するのだった。
会議が終わり、回廊を歩くブリュンヒルデとゲル。
ゲルは神々を怒らせたことで殺されるのではとブリュンヒルデの身を案じていた。
ブリュンヒルデは人とワルキューレの関係は他の神々より濃く、人間を見捨てることはできないと言う。
インキュバスブリュンヒルドに呼びかけ、神々に気をつけろと忠告する。
そしておまえの態度次第では守ってやると、ブリュンヒルデを引き寄せ顔をなめてくる。
ブリュンヒルデは膝を屈し、その様子を見たインキュバスは屈服させたと思ったがそうではなかった。
ブリュンヒルデはあなたではないと伝えた直後、インキュバスは後ろから現れたトールの巨大なハンマー(ミョルニル)によってバラバラにされていた。
膝を屈したまま、ミョルニルを肩に担いでいるトールにあいさつをするブリュンヒルデ
トールは楽しませなきゃ殺すと言い残し去っていった。
ブリュンヒルデはトールが去った後、恐怖で震えていた。
ゲルに最強の13人を選ぶと伝え、まだ震えたままの手で人類の最強戦士を召喚する。
場所はかわりヴァルハラ闘技場。席は観客で埋め尽くされていた。
ヘイムダルが観客を煽りつつ、ルール説明、闘技者紹介をする。
神々代表の先鋒、トールが入場し歓声が沸く。
音楽隊が銅鑼や太鼓をたたき、中華の兵士が抱拳礼をしている。
そして人類代表の先鋒、呂布奉先が入場する。
呂布は馬に騎乗しながら、拳を握り両腕を真横に広げている。
観客席で人類の勝利を祈っている僧侶にやめるように言うブリュンヒルデ
倒さなければならないのは今祈っている神なのだからと。

感想
月刊コミックゼノンで連載している漫画です。第1話は世界観の説明といった感じですが、主人公のブリュンヒルデはクールでカッコよく、神々や人間側も個性が強そうなキャラがいて面白そうです。次回は呂布とトールが戦います。バトル漫画が好きな方におすすめです。世界のいろいろな神様や歴史上の有名人が出てくるので、それだけでもワクワクする設定だと思います。

ブラックナイトパレード【第1話 ハッピー内定クリスマス!!の巻】ネタバレ感想

登場人物
日野 三春(ひの みはる)⇒主人公。コンビニアルバイトを3年続けている。
皇帝(カイザー)⇒コンビニアルバイト。皇帝は本名。
黒いサンタクロース(屋台の店主)⇒黒いサンタ服を着たサンタクロース。顔は空洞になっており見えないようになっている。

あらすじ
コンビニの看板に黒いサンタクロースが腰を掛け、クリスマスの歌を歌っている。
本当のクリスマスは良い子にも悪い子にやってくる。
良い子には赤いサンタクロース。悪い子には黒いサンタクロースが。
ここはコンビニ店の事務所。
後輩の皇帝(カイザー)に廃棄予定のコンビニ弁当を食べないように注意する日野 三春(ひの みはる)。
三春は大学受験に失敗した後、就職しようとするも内定が取れずコンビニのアルバイトを続けていた。
適当にはぐらかしながら、なおも食べ続けるカイザーを見て言葉が出ない三春だった。
カイザーは内定を取りバイトを辞めるので食いおさめだと言う。
三春はカイザーが内定を取れたことに動揺しつつも、お祝いのケーキを渡そうとするが断られる。
カイザーは彼女とデートをするために早退してしまう。
三春はクリスマスの夜景役呼ばわりをするカイザーの言葉を聞き、早く就職しなければと決意するのだった。
廃棄の食品をハンディ―ターミナルでバーコード処理していく。
そこに店長が現れ、三春のカバンの上にケーキがあったと指摘される。
それはカイザーに渡そうとするために後でレジで通すつもりだったと言う三春。
店長は三春の言い分を聞かず、カイザーのせいにするのかと言い廃棄の商品を食べるのは犯罪だと注意する。
三春はなんで自分だけ注意されるのかとイライラしながらゴミ出しをしていた。
良い子でほめられるのは小学生までというカイザーの言葉を思い出し、廃棄のケーキを自分のカバンの中へ入れてしまう。
子どもの頃クリスマスはサンタが必ず来てプレゼントをくれたが、大人になってからのクリスマスは楽しくなかった。
家の郵便受けを見ると不採用通知書が入っていた。
アパートに住むカップルに体をぶつけられる三春。
カップルの声を聞きたくない三春は部屋に戻らず、屋台で時間をつぶすことにした。
ホルモン屋台は珍しい。
酒を飲み店主にくだを巻く三春。
仕事があるだけいい、不採用ばかりでブラック企業でもいいから内定がほしいと言う。
店主が黒いサンタ服を着ていることに気付き、なぜ着ているのかを聞く三春。
店主いわく、本場のクリスマスは良い子には赤いサンタ、悪い子には黒いサンタがくると言う。
そして悪い子には石炭や獣の贓物、もっと悪い子には鞭を贈るとのこと。
三春の持っていたケーキを切って出しましょうかと勧められるが、賞味期限が切れているからと断る三春。
のれんの上にある大きな袋から液体が零れ三春の首と背中にかかる。
店主は三春に謝りながら、袋は罪悪感をもってケーキを万引きした三春のような人間が大好物だと言う。
どうして店主が万引きをしたことを知っているのかと驚く三春。
店主が袋の封を解くと、袋の中は生き物の口の形になっており、トゲのような歯と長い舌が現れた。
もっともっと悪い子には―と店主が言いかけた時、袋が三春を飲み込んだ。
三春が目覚めるとベッドの上にいた。辺りを見渡すとクリスマスの装飾で彩られている。
部屋を出ると店主である黒いサンタクロースが話しかけてきた。
先ほどから言いかけた続きを話す黒いサンタクロース。
とっても悪い子は袋に詰めてさらわれて、赤いサンタクロースと良い子たちのために働くと説明する。
そして内定が決まったことを伝え、今日からよろしく頼むと言う。
三春は給料をもらえることに驚きながら、詳しい待遇について質問するのだった。

感想
週刊ヤングジャンプで連載されて、その後ウルトラジャンプに移籍して連載されている漫画です。第1話は三春がコンビニアルバイトから内定を取るまでのお話です。コンビニアルバイト編は会社勤めのあるある理不尽で共感できました。黒いサンタクロースがモツ煮を作っているシーンはシュールで面白いです。おそらく就職先はロクでもない感じかと思いますが、今後の奮闘に期待したいですね。

怪獣8号【第1話】ネタバレ感想

登場人物
日比野 カフカ(ひびの かふか)⇒討伐された怪獣の清掃の仕事をしている。32歳。
亜白 ミナ(あしろ みな)⇒防衛隊第3部隊の隊長。27歳。
市川 レノ(いちかわ れの)⇒カフカの後輩。防衛隊を目指している。18歳。

あらすじ
怪獣が発生しやすい日本。
ここは神奈川県横浜市
災害発生の広報がアナウンスされている。
赤いハ虫類のような大型の怪獣が街中を進んでいく。
そして怪獣が血を流し倒れ、ビル群が崩れていく。
怪獣の目の前で防衛隊の女性が銃を構えている。
再びアナウンスが入る。怪獣は討伐されたようだ。
市民が防衛隊第3部隊に拍手している。隊員がそれに手を振って応える。
日比野 カフカ(ひびの かふか)は討伐された怪獣の解体をしていた。
臓器から飛び出した体液でやけどをする同僚。虫のわいた腸作業は特に過酷な現場だった。
夜遅く家に帰り、クタクタになった体をベッドに預ける。
横目でテレビを見ると、第3部隊の特集をしていた。
隊長の亜白 ミナ(あしろ みな)の活躍を紹介するナレーション。
それを見たカフカは、子どもの頃ミナと二人で怪獣を全滅させると言ったことを思いだす。
なぜ自分は防衛隊じゃないのか?
清掃も立派な仕事だと自分に言い聞かせ、考えないようにしていた。
翌朝、特集を見たせいで酒を飲みすぎ、二日酔いで会社に出勤するカフカ
同僚から、防衛隊を目指している市川 レノ(いちかわ れの)という新人アルバイトを紹介される。
レノはカフカが防衛隊になることを諦めたことを聞き、なぜ諦めたのか?と聞く。
カフカは頑張ったが無理だった。年を食ったら分かると答える。
レノはカフカの言い分は納得ができないようだった。わかりたくもないと着替えにいってしまう。
カフカは涙目になりながら、諦めるのはそんなに悪いことなのか?と思うのであった。
怪獣の清掃作業が始まり、レノとともに腸作業をするカフカ
レノは腸作業をしたせいで気分が悪く、昼食が取れないでいた。
カフカはレノになにか食べないと体がもたないからと携帯ゼリーを渡した。鼻栓も渡そうとするが、それは断られるのであった。
仕事が終わり、レノはカフカのおかげで初日をのりきれたとお礼を言う。
そして33歳未満に防衛隊の年齢が引き上げられることを伝えた。
カフカはレノに思っていたよりいいやつだと言う。
レノはそんなんじゃないと言いかけた時、突然地面から中型の怪獣が飛び出し襲ってきた。
怪獣のかみつきからレノを守るカフカ
カフカはレノにここを離れることと通報を頼み、鉄パイプを手にする。
怪獣が手を打ち下ろし、受けた鉄パイプが変形する。
カフカは再び、子どもの頃ミナと二人で怪獣を全滅させると言ったことを思いだす。
怪獣はかみつこうと大きく口を開け迫ってくる。
レノは怪獣の頭に道路標識を叩きつけた。
この場を離れたと思っていたレノが戻ってきていた。
レノはここで逃げ出したら隊員になれないと言い、カフカを守るように立つ。
カフカは防衛隊の試験に不合格だったことを思い出す。
自分の無力さを感じ、目の前に怪獣に悔しさをぶつける。
その瞬間、第3部隊が銃を撃ち怪獣を倒した。
ミナはカフカを一瞥すると、部下に救護の指示を出した。
場面は変わり総合病院。
カフカとレノはカーテンで仕切られた同室で、怪獣から受けた傷の治療を受けていた。
まだ恐怖の余韻で震える自分の手を見ながら、恐ろしい怪獣を一瞬で倒したミナはすごい。
手の届かないところへいってしまったとカフカは感じていた。
レノはカフカに助けてもらわなかったら自分は死んでいた。
すごくかっこよかった。防衛隊員になるべきだと言った。
レノの言葉を聞いたカフカは再び防衛隊員を目指すことを決意する。
ふと天井を見上げると、羽を持つ小型の怪獣が口の中に飛び込んできた。
カフカの様子がおかしいことに気付いたレノがカーテンを開けて呼びかける。
見るとカフカは怪獣になってしまっていた。
顔を見合わせ驚く二人。
カフカは怪獣ではないことを一生懸命にアピールする。
その様子を見た他の患者が通報しようとしていた。
レノはカフカにこの場から逃げるように促す。

感想
少年ジャンププラスで連載されている漫画です。作者は松本直也さんです。怪獣を討伐をする方ではなく、清掃業者にスポットを当てているのが斬新ですね。ラスト主人公が怪獣になってしまいました。この先、幼なじみと戦うことになってしまうんでしょうか。先が気になります。夢を諦めた男がもう一度夢を追うという王道の展開。絵が上手で読みやすく話も分かりやすいので、多くの人におすすめできる作品です。

t.co

宝石の国【第一話 フォスフォフィライト】ネタバレ感想

登場人物
フォスフォフィライト(フォス)⇒主人公。青緑の髪。
モルガナイト(モルガ)⇒月人と戦う。パステルピンクの髪。
ゴーシェナイト(ゴーシェ)⇒月人と戦う。銀髪。
ヘリオドール(ヘリオ)⇒月人に捕まり弓矢に作りかえられる。
金剛(先生)⇒僧侶のような姿をしており、指導者ような立場。
ルチル⇒医療担当。
月人(敵)⇒宝石の体を持つ者を捕らえ装飾品にしようとしている。

補足
硬度⇒宝石の体の硬さ。硬度が高いほど戦闘力が高い。

あらすじ
フォスは草原に横たわり微睡んでいた。
モルガから先生が呼んでいると聞き、先生のもとへ向かうフォス。
一方、ゴーシェから敵の襲来を聞いたモルガは先生に報告せず、2人だけで空からくる敵を追い払おうとしていた。
フォスは仕事を与えられておらず、忙しそうにしているモルガとゴーシェが羨ましかった。
フォスは先生に用件を聞くと、フォスの仕事が決まったと告げられる。
ゴーシェとモルガは刀を携え、空を見据えていた。
天女のような姿をした軍勢が空中から無数の弓矢を放ってくる。
2人は刀で矢を防御し、モルガが敵の頭を横からなぎ払う。
敵の頭はレンコンのような形状をしており、切られた頭の穴から矢が出てきた。
ゴーシェは頭を切ったのに消えないことに驚き、出てきた矢先の色を見て前に捕まったヘリオドールではないかと推察する。
先生は、宝石の体を持つ自分たちを装飾品にしようと、月より現れる狩人に対応するためにそれぞれに役割を与えている。
しかしフォスは特異体質に加え、不器用すぎるので仕事を与えるのが難しいと考えていた。
フォスは戦うのはどうか?と聞くが、先生はそれだけは諦めるように諭す。
敵はモルガとゴーシェの手足を砕き、宝石となった破片を回収しようとしていた。
そこへ現れた先生が指をパキンと鳴らすと敵は煙のように消えてしまった。
先生はモルガたちに年寄り扱いするのはまだ早いと一喝する。
すると辺り一面に衝撃波が走りフォスの体は砕け散ってしまった。
先生はフォスは他の宝石たちに比べて、体が壊れやすく、硬度も低い。そして月人好みの色をしている。
戦うなら自分より強くなければならないと言った。
そしてフォスは先生から博物誌を編む仕事を与えられる。
モルガとゴーシェは砕けた手足を元に戻そうとしていた。
フォスは手伝おうとするが、前に間違えて足をつけたからと断られる。
モルガたちを治療しているルチルに、ヘリオの全ての破片を集めれば元に戻るのか?と聞くフォス。
ルチルは砕けていても集めれば復活できると言う。
博物誌の仕事が不満そうなフォスに、ゴーシェは役目を交代するか?と刀を差し出す。
フォスは少し躊躇したが刀を取ることを選ぶ。
刀の重さにバランスを崩し倒れ、刀がフォス自身に当たりそうになるが、偶然にも博物誌のバインダーによって防いでいた。
ゴーシェは本当に取るとは思わなかったとフォスに謝る。
フォスはバインダーを見つめながら、仕方ないと博物誌の仕事をすることを決意する。

感想
月刊アフタヌーンで連載している漫画です。仏教の世界を思わせる独特の雰囲気を持ち、宝石たちの軽快な会話が楽しい作品です。やや話が難解な部分があるものの、1話目から体がバラバラになる衝撃的なシーンがあり退屈させません。またフォスフォフィライトなどの名前は、実際にある宝石から取られているようです。
それらを検索して調べてみるのも面白いかもしれませんね。

宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス)

宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス)